お日さまの下でジャンクフードを食べる

長女イチコ、次女ニコ、長男サンタの成長を見届けながら、自分も楽しんで生きていく。そんな生活ができたらいいなと思っています。

実現。

この土日は珍しく少し落ち着いていた。

一人で家の中を淡々と掃除しては、合間合間にコーヒー休憩を入れる。

そんな1日。

 

一息つきながら考えてみる。

今年からは将来自分のために生きていけるように準備を始めるんだって。

その第一歩として、今年は子供が読むような児童文学を電子書籍で出版するんだって。

そんなことを漠然と考えていたものの、

一体私はどうして電子書籍を出したいのだろう。

何をやりたいのだろう。

 

やりたいことを整理してみた。

少し見えてきた。

 

私達のような年頃の人間は、小さいころから順当に昔話を読んできた。悪者はやつけられて正直者がハッピーエンドを迎えるような話。

そして、小学生の頃は児童文学を読んできた。頑張れば報われたり、友達って宝物だなと思えるような、素直な心で読める話。

中学生、高校生辺りはドラマを観てきた。

紆余曲折ありながらも最後は結ばれるラブストーリーや、平凡な会社員がのし上がっていくようなサクセスストーリー。

 

一通りのハッピーエンドをお腹いっぱい味わったこの年齢の私達は、普通じゃない、想定外な意表をつかれたものが見たくなる。

 

例えば、最後結ばれないラブストーリー。努力が報われず、試合に負けて終わる青春スポーツもの。主人公が亡くなったり逮捕されるようなバッドエンド。

世の中も、そうじゃなきゃ認めてくれない。

順当なストーリーは手垢がついたとか、予定調和とかご都合主義って敬遠されてしまう。

 

だから世の中には意表をついたもので溢れている。

 

けれど、子どもたちにはやっぱりまずはド定番を読んでほしいと思ってしまう。

努力は報われて、友達は宝物で、夢があればお金がなくても笑って生きていけるようなド定番。

 

最初からアウトローでひとひねりある必要はないんじゃないかな。

まずは、読んでいてわくわくする、パワーがもらえるような話を目にしてほしい。

 

だから、今の子どもたちが本より身近に感じている携帯片手に、そんなストーリーが読めるように電子書籍で出版したいのです。

自分の子供に読んでほしいと思えるような話を書きたいのです。

 

そうそう、これが自分のやりたいこと。

 

一人になる時間があったおかげで、やりたいことがかなり明確にわかってきたよ。

 

今年のうちに実現できますように。