美しい。
ついに習い始めた!書き方!
達筆を極めたいわけではなく、悪筆を平均点にするのが目的なので、そこそこ緩い志で始めた。
体験と合わせると本日が二回目ですが、
やってみると文字って本当に面白い!
先生のお手本通りに書いているはずなのに、何かが違う。
何が違うのだろう?
と思うと、わずかな角度だったり左右の幅であったり、微妙なバランスだったり。
些細な数ミリの世界のこと。
美人の顔に似ている。
美人な人って、二重瞼の幅が左右できれいに揃っているイメージ。
これがわずか数ミリの左右のズレで印象が大きく変わる。
私の顔はもう変えられないけれど、字はこの微妙なバランスをマスターすれば見違えるほど普通の字が書けるかもしれない!
そう思うと面白い。
それに、お手本を意識しすぎて手が止まってしまうといけない。
一気に書ききらなくちゃ流れを止めると美しく書けない。
かと言って、流れるように書いてしまうと、普段の自分の字の癖が出て、これまた美しく書けない。
ぎこちなくならずに、流れるように自然に美しく書くには、人知れずの日々の練習があってこそのこと。
それもまた美しい人の所作に似ている気がする。
美しい人は美しい字を書くというのはあながち間違ってはいないのかもしれない。
字を書くって面白いじゃないですか。