組体操。
運動会の組体操。
当日はやっぱり我が子ばかりが心配で注目して、必死にビデオを撮っていたけれど。
家に帰って落ち着いてビデオを鑑賞してみる。
2回、3回と繰り返し観ていると、どうしても目が行くのは我が子を支えてくれている組体操の縁の下の力持ちの存在。
小柄なだけで上のポジショニングを与えてもらった我が子を、必死に支えてくれているクラスメイト。
特別友達なわけでもない、土で汚れまくっている汚い娘を支えるために、
体操服がどろどろになっても、肩を震わせながら、下を向いて必死に耐えている。
あの姿に感動した。
この支えがなかったら、上で格好良くポージングもできないということを覚えていてほしい。
目立つ立ち位置にいる人が主役なわけではないことを覚えていてほしい。
組体操の感動を作っているのは本当に一人一人なんだなって今年も思った運動会だった。