お日さまの下でジャンクフードを食べる

長女イチコ、次女ニコ、長男サンタの成長を見届けながら、自分も楽しんで生きていく。そんな生活ができたらいいなと思っています。

人間関係。

娘のお気に入りの男の子。

彼が別の女の子と遊ぶ約束をしているだけで、わかりやすく嫉妬全開で愚痴ってくる。

きっと自分の女友達にも、こんなテンションで愚痴っているのだろうな、と想像できる。

 

漫画やドラマで、ひたむきで健気で心優しい主人公が最後はハッピーエンドになるストーリーを夢中で見ているのに、おかしいなぁ。

 

主人公に感情移入して、主人公の恋路を邪魔する嫉妬深い女子生徒のことをボロクソに罵っているのになぁ。

それなのに、自分が今まさにそっちの嫉妬深い女子生徒側にいることについては何も思わないのかな?

 

 

男の人に対しても、似たようなことを感じることがある。

一人の女性だけを永遠に幸せにするからどーのこーの、、、みたいなラブソングをカラオケで熱唱して

「この曲ホンマいい曲よな、めっちゃ好きやねん」

なんて熱く語っている割には、平気で二股かけたり、別れた数週間後に次の彼女ができていたりする。

 

あの曲をとてもいい曲だと感じている人なのに、どうして歌詞と真逆のことができるのだろう。

 

そういう私も大差はないけれど。

 

私だって、たくさんの育児書を読んで、おしゃれで子育てを楽しんでいるママの雑誌を読んで、

こんな育児をしたいと思い描いている母親像があった。

それが実際は、、、

一番なりたくない母親になっている。

毎日怒鳴りちらかして、勉強勉強うるさくて、子供の関心ごとに共感してあげられない親。

だって、思っていたより子供ってずっと言うこと聞かないし、生意気だし、無視するし文句ばかり言うんだもん。

 

子供の方にも言い分はあるだろうけれど💧

 

結局、皆思い描いている理想はあるよね。

こうなりたいという志はあるよね。

 

ドラマの健気な主人公であったり、

彼女を一生幸せにするラブソングの歌詞であったり、

おしゃれな雑誌に出てくる子育て楽しむ系ママであったり、

 

けれど、人間関係は相手あってのことだから、

相手はいつでも自分の思い描いている反応をしてくれるわけではないから、

 

だから自分の理想のような自分にもなれないのだろうね。

 

健気な自分を影でいつも支えてくれている男子がいたら、そのドラマの主人公みたいに振る舞えるのかな。

 

雪を見て無邪気にはしゃぐ彼女で居続けたら、彼氏は一生幸せにしてくれるのかな。

 

CMに出てくるような可愛げのある素直な子供ばかりなら、私は育児楽しむ系ママでいられたのかな。

 

そんなドラマや歌詞やCMのようにはいかない。

そんな現実の人間関係。

だから人間は面白いな。現実の人間関係は皆人間臭くて面白いな!